2018.10.28
「福音の最も大切な四つのこと」
コリント信徒への手紙一  15章1〜16節
小 菅  剛  牧師
 この15章はキリストの復活の章と呼ばれています。キリストの復活が初期の教会の中に早くも疑問視する問題が教会内部から生じました。それで、パウロは長い15章で復活の事実を記してします。福音はいつも攻撃と非難に会い続け、特にキリストの復活は攻撃の的でした。
  1、福音に立ち続けるように勧める:1〜2
 パウロはコリントの教会が福音に立ち続けるように「もう一度知らせます」(:1)。福音は「知らされ」「受け入れられ」「生活のよりどころ・立つところであり」「忘れず覚えていれば」この福音によって救われます。教会は、この福音が変容されそうになりました。福音に立ち続け、福音を理性や知性で変えることに戦うパウロです。
  2、福音の最も大切な四つの事:3〜9
 ここに二回「聖書に書いてある通り」が出てきます。聖書とは旧約聖書です。聖書は神の計画、神の決められたことが書いてあります。ここにある最も重要な四つは神が認められておられると言うことです。
(1)キリストがわたしたちの罪のために死なれたこと
(2)キリストが葬られたこと。キリストの復活を語ると死が偽りだったのではないかと言う人がいました。
(3)キリストの復活。「復活した」とありますが、原文は「復活させられた」で、神がキリストの復活にすべてかかっていると言う意味です。神の決定です。
(4)キリストは現れた。復活のキリストを見た順序や数より、パウロは多くの証人がいる事実を告げます。そしてキリストにお会いする資格のない私にも現れてくださったのだから恵なのだと明言するのです。
  3、恵みを受けた人の生き方:10〜11
 資格のない「わたしも受けた」(:2)パウロは、感謝に耐え切れず喜びの中で献身し、奉仕となりました。