2018. 2.11
「意志を強めて下さる神」
エフェソの信徒への手紙  3章14〜21節
小 菅  剛  牧師
 ここにパウロの祈りがあります。パウロはすでに1:15に祈りました。再び祈りが出てきます。1章から3章13節まで教理の部分です。4章から実践(教会生活、家庭生活、社会生活)が出てきます。教えを受けた私たちが、実践に入ります。パウロは実践のための必要を知っていましたから、ここで教会のために祈るのです。パウロの強い祈りが「ひざまずいて祈ります」(:14)でわかり、応えて下さると信じて祈っています(:20)。
  1、意志が強められるようにと祈る:16
 意志が弱いと実行できません。意志は訓練と試練の中でも鍛えられますが、真の意志の強化は、聖霊によって強められます。内なる人とは神に従おうとする心、意志です。イエスを三度否定したペテロは、を聖霊によって意思が強められてイエスはメシアであると大胆に語りました。聖霊は、神との交わり、密室、静まりの中で与えられます。神の前に戸を閉じて父に祈る時、力が与えられます。「主に望みをおく人は新たな力を得」(イザヤ40:31)ます。キリスト者の失敗は祈りの失敗以外にないと言えます。神は静まる人に聖霊を遣わしてあなたの意志を強めて、足腰の強い人にしてくださいます。
  2、愛に満たされることです:17〜19
 行動には動機が問われます。行動には欲、義務、愛から出てきます。愛は、高い動機でしょう。でも、動機が良くてもTPOにおいて多くの過ちを犯します。愛は情け深い、妬まない、自慢しない、高ぶらない、礼を失しない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みを抱かない・・・(1コリント13:4〜7)に失敗します。ですから愛であるキリストを住まわせ、キリストの愛に満たされなければなりません。失敗しても立ち直って行動するためにも十字架のキリストの愛が必要です。