礼 拝 説 教 要 旨 2007.4.15
「12人の任命」
マルコ福音書 3章13〜19節
小 菅 香 世 子 師
1. 呼び寄せられた12人
イエス様は山に登られ、「これと思う人々」を呼び寄せられました。「みこころにかなった者たち」とも訳されています。主は何か特別の賜物を持った人とか、他の人と比べて優れているとかではなく、ただこの人をとお考えになった人を選ばれたのです。
ペテロは、12弟子の筆頭に挙げられています。しかし、彼はキリストが捕らえられた時、三度もキリストを知らないと言った人です。ヤコブとヨハネは兄弟でしたが、ボアネルゲス「雷の子ら」とキリストに言われた兄弟でした。アンデレはペテロの弟ですが、5000人の給食の時とイエス様にギリシャ人たちを紹介した時にその名が記されています。フィリポもアンデレと一緒にその名が記されると共に、ヨハネ1章ではナタナエルを導いています。バルトロマイのことは聖書に詳しく記されてはいません。マタイは当時嫌われていた徴税人でした。トマスは疑い深い人でした。アルファイの子ヤコブ、タダイ、熱心党のシモンについても聖書では詳しく記していません。熱心党はローマに対してユダヤの独立を訴える人々でした。戦うこともいとわない人々です。
イスカリオテのユダはキリストを裏切った人です。裏切るということは、人を愛さない心があるということです。ひとの信頼に応えようともしません。
2. そばに置き、派遣する
12人は、3年半みっちりイエス様のそばにおりました。けれどもキリストの十字架の出来事の時には蜘蛛の子をちらすように逃げ、復活の話を聞いても疑う者もいたというのです。イエス様はそうしたことをみんな知っておられて、でも使徒として任命されました。ご聖霊が下され彼らはそれから火のようになって宣教していったのです。これはまた教会の姿でもあるのです。
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