礼 拝 説 教 要 旨 2006.3.12
「神の国はすでにわたしたちに」
ルカ福音書 11章14〜28節
小 菅 剛 牧師
1. イエスは悪霊を追い出す
13節で悪霊の言及があり、ルカは当然聖霊に反する悪霊を取り上げる。イエスはすでにカファルナウム(4:31)、シモンの家(4:41)、ゲレサ人の地(8:26)で悪霊を追い出された。イエスの活動時代に悪霊も一段と強く働いた。結果はイエスの力を引き出すはめになった。イエスの悪霊追い出しは、日中に人々(イエスの反対者もいる中で)の前で、神の言葉を語ることによって公然と行われた。悪霊追い出しは薄暗い所、人がいない部屋で魔術まがいの儀式が伴うのが世の宗教。反対者は、イエスの力ある業を認めざるを得なかった。それで反対者は悪霊の力で悪霊を追い出していると幼稚な、屁理屈でイエスを批判した。イエスはそのばかばかしい理屈を普通の原則で反駁された。御子は悪魔の業を滅ぼすためにこの世にこられた(ヘブル2:14,ヨハネ3:8)。いまや悪霊は滅ぼされ神の国は私たちの心にもたらされた。イエスの到来は神の国の到来である。パウロは「神の国は、飲み食いではなく、聖霊によって与えられる義と平和と喜びなのです」(ローマ14:17)と言う。求めるものに聖霊を与えてわたしたちの心の中にこの神の国を建設してくださったのである。
2. イエスを心の王座に
イエスは、悪霊を追い出しされたなら注意するようにと言われた。出された悪霊がまた戻ってきて以前よりも悪くならないようにイエスを心の王座に迎えなければならない。自我はキリストと共に死んで、キリストを王として向かえよう。
3. 本当の幸福とは
イエスの行われた悪霊追い出しの奇跡でなく、説教で感動したお母さんは、同じ母でも神の子イエスの母はなんと言う特権幸福かと思った。イエスの母マリヤが幸いなのではなくマリヤの内に形作られた神の国がマリヤの幸いであった。幸いとは神の言葉を聞き、歩む人であり、神の国を心に持つ人である
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