礼 拝 説 教 要 旨 2005.4.17
「最高の道」
Tコリント 12章31b〜13章13節
小 菅 香世子 師
1. 愛がなければ
Tコリント13章は聖書のなかでも最も美しい章と言われています。パウロは様々な問題を抱えていたコリントの教会に最高の道として愛を語りました。この愛は十字架上に示された本質を持ったものです。まったく無価値な者への愛です。すなわち愛なる神(Tヨハネ4:8)から生じる愛なのです。神との交わりや人との交わりにおいて自在に言葉を用いることができたとしても、優れた知識をもっていたとしても、完全な信仰をもっていたとしても、全財産を貧しい人のために使ったとしても、この愛がなければ無に等しいとパウロは言うのです。うるさいどらやシンバルだとまで言われています。良きことをしたとしても、その動機の部分がどうであるかを神はごらんになられます。
2. 愛の特質
4節から7節までは愛の特質について書かれています。結婚式のプログラムにもよく載せられていて一般化されているような御言葉ですが、これはわたしにはハイレベルだと思っている人が多いのです。人が持ちうる愛には限度があります。とうてい神が示してくださる愛には届きません。しかし、神はキリストの十字架において具体的に神の愛を示してくださいました。そればかりでなく、その愛を私たちに与えてくださいました。愛を経験したものはそのぬくもりを知るものであります。あふれるばかりにそれをいただいたなら、いつしかその愛をだれかに分けてあげるようになるでしょう。キリストにあるときその特質を身に帯びるように変えられていくのです。
3. 完全なもの
私たちの周りはいずれ廃れてしまうものばかりであります。有限の存在である私たちに、神は決して滅びないものをくださいました。部分的なものに振り回されて生きている私たちではありますが、キリストによっていただけるのですから、せっかくの人生よりよきものを目指してすすんで行きたいものです。最高の道を私たちも歩めるようになれるのです。
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