礼 拝 説 教 要 旨          2005.3.13
「あなたは招かれている」
ルカ福音書 5章27〜39節
小 菅  剛 牧師


1. 新しい時代の到来
 人々はヨハネやファリサイ派の人々が断食をし、断食を教えていたのに、イエスはレビのところで宴会していたのに驚き質問した。質問にイエスは答えて、宗教は主体的、自主的(自由)であり戒律やマニュアルで宗教生活をすべきでない事を教えられた。また、新しい葡萄酒の時代が世界にもたらされるので、古い様式、形態からは脱皮することを告げられた。継ぎ接ぎや一部改革ではなく、根本的全体的に「変わる」時代を告げられた。
2. 新しい結びつきの時代
 レビ(ヤコブの三男で「結合」の意)はユダヤ名でイエスは彼にマタイ(12弟子・使徒)と名付けられた。彼は徴税人で、当時「罪人、徴税人、売春婦」とパックで軽蔑されていた。徴税人は、税をローマに納める仕事で政治的非難を受け、割高手数料で手っ取り早い高収入から守銭奴と言われ道徳非難を受け、モーセ律法やファリサイ派の教えを尊ばなかったので宗教的非難を受けていた。彼の心は誰も知らない。人から軽蔑される苦しみ、金では満たされない心、自らの行動に良心は呻き、神から見捨てられた自意識があった。自分を見下げている人を逆に見下げる事柄をいつも心に備えて自己防衛しなければならない人生。ところが、罪人を招かれるイエスに声を掛けられたとき、だれよりもレビは自分こそ神に招かれていることを感じた。イエスの到来は世との結びつきからイエスとの結合によって自分を取り戻した。
3. 新しい命の躍動時代
 レビは「イエスのために」宴会を開いた。イエスへの尊敬と感謝、同じ仲間への宗教の機会となればと思った。彼の心は変わった。全く新しい葡萄酒が流れ出し、あふれ出した。福音の命の躍動が起こった。あなたにも。


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