礼 拝 説 教 要 旨 2005.3.6
「あなたの罪は赦された」
ルカ福音書 5章12〜27節
小 菅 剛 牧師
1,神の刑罰からの解放
このテキストの前にペテロは「私から離れて下さい。わたしは罪深い者なのです」と言った。ここでは、もっと強く汚れを感じていた人がイエスに、救いを求めて来た。重い皮膚病(言語はレプラなる語)は共同体に加わることができず、城壁のある町にも入れない。当時、この病は神の罪に対する刑罰であると受け止められていた。試練や病に苦しむとき、人は自分の生き方を反省する。そして、因果応報、このような報いを刈り取らなければならないと思うような邪悪さや過ちが思い当たる場合もある。罪に対する神の刑罰・裁きはある。しかし、イエスは手を伸ばし、神の刑罰を自分に受けてくださった。
2,罪の自覚・良心の呵責の苦しみからの解放。
自分でイエスの下に行ったのでなく、友人に連れられて来た中風の人。ユダヤ社会では罪は神に対しての律法破りであるから、神だけが罪を赦して下さると理解していた。これは真理である。だから、イエスが中風の人に向かって「あなたの罪は赦された」とは真理を知るものにとっては一大事であった。イエスは罪を赦す権威を神から与えれていることと、実際赦されたことを示すために中風を癒された。疑うことのできない事実を明らかにされた。私たちはイエスの十字架の死と復活によって罪が赦されている保証を見る。
3,行いによる救いからの解放
重い皮膚病の人はイエスのいやす力に疑いを持たなかったが、自分のようなものに恵みが差しのばされるかを恐れた。イエスは手を伸ばし、喜んで謙る人を清くして下さった。近づいて、謙って、求める人は幸いである。また、イエスは、友人の労苦や愛の業を見られたのではなく「信仰を見て」中風の人の罪の赦しを宣言された。
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