礼 拝 説 教 要 旨          2005.2.20
「イエスは今も働いておられる」
ルカ福音書 4章31〜41節
小 菅  剛 牧師


1、神の国は近づいた
 ルカはイエスの権威を記す。イエスは言葉によって悪霊を支配し追い出された。悪霊はこれまで自由にやりたいことをやってきたがメシアが登場するとイエスの正体を認め、自分の運命を知り叫ぶ。神の国は悪霊が追放されて神の支配が及ぶことによって建てられる。イエスの言葉に権威があった。当時の学者や大祭司とは違った。声が大きかったとか言葉に確信がみなぎり強い言葉であったとか人を説得されたというのではない。ルカは、悪霊と病を支配されたイエスの言葉の権威を証明した。
2、悪霊の泣き所
 「悪魔の得意技は、悪魔などはいないと思わせること」(パピーニ)。これはひっくり返せば神はいないに通じる。一方、悪魔をいたずら好きなピエロのように思わせるのも悪魔の手口。「悪魔の手紙」(C・Sルイス)の中で「悪魔を信じ、過度の、そして不健全な興味を人々が持つことを悪魔は喜ぶ」とある。聖書から正しい知識と信仰者の態度を身につけよう。「悪魔を追い出す一番良い方法は、もし悪魔が聖書に従わないなら、悪魔を嘲り、馬鹿にすることである。なぜなら悪魔は軽蔑に最も耐えられないから」(ルツター)。イエスは悪魔に聖書を武器として戦われた(ルカ4:1〜12)。
3、イエスは今も働いておられる。
 悪霊はイエスを神の子と叫ぶ。イエスは悪霊を戒め、神の子と言うことをお許しにならない。それは、悪霊から言われることではなく、十字架のもとで百人隊長が「この人こそ誠に神の子」と告白したが、イエスは人々がイエスを生ける神の子と告白するのを求められる。そのために、神の国の福音を宣べ伝えられる。今もイエスは神の国を建てるために他の町々で働かれる(マルコ16:20)。


                        TOP