礼 拝 説 教 要 旨    2004.10.10
世界の希望の国民
ペテロの手紙T 2章1〜17節
小 菅  剛 牧師
 
 「しかし、あなたがたは、選ばれた民、王の系統を引く祭司、聖なる国民、神のものとなった民です。それは、あなたがたを暗闇の中から驚くべき光の中へと招き入れてくださった方の力ある業を、あなたがたが広く伝えるためなのです。」(2:9)
 この9節の御言葉の一つひとつを、自覚し、認識して、そのように歩んでいただきたいというのが、今日のメッセ−ジです。
 神は最初アダムとイブを、そして次にアブラハムとアブラハムの子孫を通して人類を祝福しようとしました。しかし、彼らは創造主に反逆し、また特権意識、選民思想により驕り高ぶり、失敗してしまうのです。人間の罪・失敗は神を否定し、神を計算に入れないことなのです。しかし神は人類を祝福するという計画を放棄せず、その担い手として新しい神の民といわれるひとつの民族、集団をお立てになり、この地上に教会をお建てになったのです。そしてその働き、使命がより効果的に進められるように神はわたしたちの成長を願っておられます。
 「だから、悪意、偽り、偽善、ねたみ、悪口をみな捨て去って、生まれたばかりの乳飲み子のように、混じりけのない霊の乳を慕い求めなさい。これを飲んで成長し、救われるようになるためです。」と。「捨てる」こと、そして「慕い求める」ことによって魂は成長すると。霊の乳とは「主の言葉」すなわち聖書のことです。そして「あなたがた自身も生きた石として用いられ、霊的な家に造り上げられるようにしなさい。」と。ここで「石」とは教会、キリスト者のことです。神さまはその豊かな憐れみ、すなわちキリストの死と復活によってわたしたちを新たに生まれさせてくださいました。
 家造りらの捨てた石を神は何よりも尊い石、親石としてキリストを教会の中心に立てられました。世界が希望の星、希望の国民は教会です。神がそのように教会を地上に建ててくださっているのです。祝福が霊的な家であるわたしたちを通して世界に及んで行くように、と。


                      (文責・S兄)

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