先 週 礼 拝 説 教 要 旨    2004.7.25
「信仰に踏みとどまれ」
コロサイ書1章9〜23節
小 菅  剛 牧師
 
 コロサイ信徒への手紙は、パウロがローマから送ったものです。ガラテヤの教会は福音から離れ落ちていきました。ヘブライの教会は試練の洪水に押し流れそうになりました。そして、ここコロサイの教会でも福音の真理・根幹・基礎が揺るぎだし、立つことができなくなっていったのです。
 教会はいつも大きな揺さぶりを受けます。時には、180度の転換をしてこの世に戻っていく教会もあります。そうした中で、「信仰に踏みとどまりなさい」(1:23)というメッセージが語られたのです。そして、私たちの教会も例外ではないのです。
 「信仰に踏みとどまる」1つ目のポイントは福音の希望から離れてはならないことです。福音の希望とは、希望の無い時代に福音がもたらし、与えてくださる神からの希望です。それは天に蓄えられている宝(1:5)であり、地上にはない貴重なものです。また、光の中にある聖徒たちが受け取る遺産(1:12)です。さらに、神は私たちを愛してくださり、闇・不法の力から解放してくださり、愛する御子の支配下つまりは神の国に移してくださったのです。なんと感謝なことでしょう。
 2つ目は、福音の希望を与えてくださる御子についてです。御子は見えない神の姿であり、この御子によって万物が造られ所有しているのです。そして、御子は教会の頭なのです。(1:18)
 3つ目は、この御子が私に何をなしてくださるかです。御子が見える姿となり、この世に降りてきてくださったのです。その目的は、平和をもたらすためであり、人間が神との和解をするためです。私たちは、かつては悪い行いをし、神と敵対していました。しかし、御子の十字架での死により神との和解ができ、さらにはきずの無いものと変えられたのです。(1:22)
 福音の希望に対する私たちの態度が4つ目のポイントです。この世には戦いがあります。時には、地上のもの・闇の力に惹かれていきます。気がついたらやられてしまうこともあるのです。しかし、このような戦いの中で、むなしいだまし事の虜になってはならないのです。(2:8) 神の都を目指して信仰に踏みとどまらなければならないのです。 私たちの力は弱く倒れやすいものです。しかし、恐れることはありません。主が強くしてくださるのです。その主に信頼し、揺らぐことなく信仰に踏みとどまりましょう。


                      (文責・H兄) 
 
                
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