ルカによる福音書24章は復活の章といわれ、4つの時点を追って書かれている。初めはイエスが復活された朝の出来事で、婦人たちが香料などを持って墓を訪れる。天使が現れて「あの方は、ここにはおられない。復活なさったのだ。まだガリラヤにおられたころ、お話しになったことを思い出しなさい。」と語った。婦人たちは「人の子は必ず、罪人の手に渡され、十字架につけられ、3日目に復活する」との言葉を思い出した。二は、午後、2人の弟子がエマオ村への途中に、イエスが現れて「やり取りしているその話は何のことですか」と問われたが、彼らは目を遮られていてイエスだと分らなかった。夕方になって、この同伴の旅人を引き止め家で食事をともにした。イエスがパンを取り、賛美の祈りを唱えてパンを裂き2人の弟子に渡した時、2人の目が開けて、イエスと分かったが姿は見えなくなっていた。三は、時を移さずエルサレムに戻った2人弟子は、11人とその仲間たちとともに、イエスの現れた次第を語りあった。このように話し合っている最中にイエス自身が現れて「あなたがたに平和があるように」と言われた。彼らは恐れおののき、イエスを亡霊を見ているように思った。
ルカはイエスの復活をどのように伝えようとしたのであろうか。なぜ、弟子たちは目を遮られて分らず、途方にくれ、暗い顔で悲しみ、失望し、恐れおののき、うろたえ、疑ったのか。弟子たちが不信仰だったからである。イエスの教えを心底から信じていなかったからだ。婦人たちは天使の言葉で思い出した。エマオの途時、聖書を説明されて弟子たちは心を燃やしていたのに目が遮られて分らず、肉も骨も、手も足もあり、魚を食べてみせ、信じないものでなく、信ずるものとなれ、と教えられる。モーセの律法と預言者の書、詩編に書いてあることはすべて実現すると、再度確かめを与えられた。人の子の名によって、罪の赦しを得させる悔い改めが、あらゆる国々に宣べ伝えられる。エルサレムにいるあたたたちが証人となる。わたしは父が約束されたことをあなたがたに送る。と語られた。
(文責・Y兄)
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