今日の中心聖句は4章6節「これがゼルバベルに向けられた主の言葉である。武力によらず、権力によらず、ただわが霊によって、と万軍の主は言われる。」です。わたしたちの教団の前身である日本伝道隊は、英国の宣教師たちによって作られましたが、この宣教師たちに最初に示された御言葉はこの「武力によらず…」でした。また戦後、日本イエス・キリスト教団が神戸で組織されたときに集まった牧師・信徒たちに示された御言葉もやはりこのゼカリヤ書四章六節の「武力によらず…」でした。それほどこのゼルバベルに向けられた言葉は聖書の中でも、とりわけ私たちの信仰の流れにおいても、重要な箇所と言えるのです。
ゼカリヤ書3章には「罪の赦し 義認 新生」の恵みが述べられております。ゼカリヤはこの恵みにうっとりと酔いしれました。しかし、4章において御使いが「次の神の恵みを見なさい」とゼカリヤを揺り起こし、次の恵みへと導かれたのです。それは「聖化の恵み 潔めの恩寵」です。
私たちはこの世との戦いに遣わされる時、目の前に大きな山-大山-がそびえ立っています。私たちの前に立ちはだかり、宣教を妨害します。そのように試練の時、私たちは、この戦いは自分の力ではどうしようもない、と自分の無能さに気づくのです。そして、自己絶望に陥るのです。しかし、神はそこから私たちを引き上げます。この霊の戦いは、武力や軍事力、富や財産・地位、力や能力・経験など自分がもつことができるものによってではなく、ただ主の霊(聖霊)の助けによってのみなしえることができるのです。聖霊に満たされた信仰者が歩む時、目の前の大山は平らにされます。平野となるのです。(ゼカリヤ4章7節)なんと感謝なことでしょう。
わたしたちも、自分の無能さからスタートして自分により頼まず、神の前に無条件降伏をして、聖霊に満たされた信仰生活を送りましょう。
(文責・H兄)
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