旧約聖書で描かれているのは、ほとんどがユダヤの地を舞台にしたものです。しかし、このダニエル書ではバビロン(今のイラン・イラク地方)を舞台にして話が展開していきます。この書では、異なる文化・習慣・伝統・宗教の中でキリスト者、とりわけ日本人である私たちが、どのように信仰を持って生きていくべきかを教えています。
このダニエル書3章から3つのポイントで学びましょう。1つ目は「試練に会ったときの3人-主に従うシャドラク、メシャク、アベド・ネゴの決意」です。時のバビロン王
ネブカドネツァルは、他の知恵者の誰にもできなかった夢の解き明かしを、主の助けによってなしたダニエルを高い位につけました。その後、自らの金の像に拝みなさいとの命を全国に発しました。キリスト者であり主に従う3人はこの命に背き、決して金の像を拝まず、王の怒りを買ったのでした。しかし、3人は王の前に立っても決してひるまず、神の語られたことに付け足しも割り引きもせず従いました。人を恐れず、忠実な信仰の決意でのぞんだのです。
2つ目は「試練の中から守られる神」です。王に従わず、主に従った三人は熱い燃え盛る炉の中に投げ込まれました。しかし、この試練の中でさえ、神は4人目の信仰者として3人の勇士と共にあられました。たとえ熱心な信仰者であっても試練に会います。神は信仰者が試練に会わないようにするのではなく、迫害や試み、災い、病気などの試練に会ったときに、そのただ中にあって私たち信仰者を守り、助けてくださるのです。
3つ目は「神に従えば祝福が必ず与えられる」ということです。ネブカドネツァル王はこの3人が最後まで主に従い、信仰を守り通した姿を見て、3人が信じる神こそまことの神であることを悟り、自らも信仰告白をしたのでした。なんと主に従うことは幸いなことでしょう。 私たちも人を恐れず、大胆に御言葉に従いましょう。必ず、主が共にいてくださり、守り支えてくださいます。
(文責・H兄)
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